ついに祈願成就!65cm!

記念日。

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豆腐屋のデカバスへの情熱は凄まじい。

行きも帰りも車を運転し、操船もすべて請け負って

ウィードに絡まれようが黙々と処理し、ひたすら突き進む。

そして、大体の同船者が疲労と眠気で意識を失っても

一晩中竿を振り続ける。

そんな豆腐屋の涙腺を緩めることができるのは

きっとロクマルだけ。


8月23日、午前4時50分。琵琶湖にて。

今日は豆腐屋の、#0にとっての特別な記念日。


ポイントは幅で言うと、竿1本分ぐらいの細い一文字テトラ。

そのテトラにぴたっと船を寄り添わせ

船頭のしっちょさんは進行方向への大名引き。

操船の豆腐屋はテトラの向こう側へそっとルアーを置きに行く。

しっちょさんのポイントは満月の光で

テトラをぼやっと浮かび上がらせ、

豆腐屋のポイントは真っ暗のいわゆるシェード。

無風、無音。時折着水音。

ただならぬ雰囲気に気圧されたのだろうか・・・、

なぜかお互い、沈黙を守る。

しばらく流してからの、とあるピンポイント。

豆腐屋のポジションからは

人の気配も感じず、船のプレッシャーもなく

ラインを弾く音もなく、ただただ、ルアーがそっと水面に触れるだけ。

これこそバスに対して究極のノープレッシャー。

やがて・・・。

チュポ。

わずかに聞こえた異音のあとに竿先がすっと円を描こうとする。

片手でフッキングし

「喰いました。」

静かにメッセージを送る豆腐屋。

その豆腐屋の言葉に反応したしっちょさんが

テトラの向こう側を覗くと・・・。

今まで見たことのないバケットマウスが。

さて。パニックの始まり。

静かな湖面を引き裂くしっちょさんの

「でか~~~~い!!」

サイズのわからない豆腐屋が

おもむろにぶち抜こうとするバスを

体をテトラに預けながら手をめいっぱい伸ばし

ネットに放り込むしっちょさん。

グキッと、この時点でしっちょさんの手首が終わる。

豆腐屋が代わりに持ち上げるが

「重すぎます!!」

なんとか船に放り込み確認すると・・・。

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ついに手元にお目見えした

#0初のロクマル、65cm。

このサイズを何年も何年も待ち焦がれ

どれだけ打ちのめされてきたか。

いろいろな思いが交錯し、

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初めてお目見えしたロクマルを

ついに手にして、涙した豆腐屋。

「正直、ロクマルは一生よう釣らんと思ってました。」

豪腕の豆腐屋ですらロクマルを目の前にすると

ちょっと弱気な一面を見せてしまい

つい正直者の顔が出る。

やったな豆腐屋!

君の情熱のおかげで、#0がまた一丸となれそうだ。

歴史の1ページに立ち会えて

しっちょさんも思わず涙が出そうだよ。


I love BigBass。